【50代、60代の転職】大笑いのススメ(冷静な転職判断のために)

転職活動アドバイス
くいだおれ人形(大阪)

50代、60代は加齢による衰えがあらわれはじめます。
責任とのはざまでプレッシャーを感じやすい世代です。

転職するか否か、判断力が鈍っている状態での判断は避けたいものです。
後々後悔することになるかもしれません。

しっかりとストレスを昇華させて、冷静な気持ちで判断してください。
自身にとって良い方向性を考えていただけたらと思います。

そのために意識して日常生活に笑いを取り入れることをお勧めします。

笑いのすすめ

こころの健康気づきのヒント集/厚生労働省HP より引用)

最近、思いっきり笑ったことはありますか?
心の余裕を失うと笑いは少なくなり、無表情になりがちです。

笑いの効果-バリアを張る

笑いによって自律神経のバランスを整えたり、ガン細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞が活性化し、免疫力を正常化させる効果もあります。

日常生活に「笑い」をうまく取り入れて、健康で楽しい日々を送りましょう。

失敗したら笑ってみる

こころもメンテしよう/厚生労働省HP より引用)

「笑い」はこころを軽やかにして、つらい日々を乗りこえる力をつけてくれます。
どんなにシリアスに見える出来事でも、見方を変えると、笑える側面があるもの。

喜怒哀楽_哀、中年男性喜怒哀楽_喜、中年男性

それに気づくと、物事がグッと楽になるのです。
もし失敗してしまったら、自分を責めたり恥じたりするのではなく、いっそのことそれを潔く認めて、「やっちゃった自分」を笑い飛ばしてしまいましょう。

「そんなお気楽でいいの ? 」とか、「絶対ムリ」と思うかもしれませんが、これもユーモアのセンスを磨く、ひとつの練習だと思ってみませんか。

決して悪ふざけなどとはイコールではありません。

くりかえしやっていくと、バランスのよい物の見方と、広い視野がだんだんと身についてくるのです。

そして何よりも「笑い」は周りの人とリラックスした関係を築くうえで、とても役に立ちます。

笑いの医学的考察

昇 幹夫先生の論文/J-STAGE HPより引用)

呼吸生理学から考える

大笑いを腹式呼吸のひとつと考えると、大声で笑うことは、体内にたまった大量の二酸化炭 素が外に排出され、酸素がたくさん体内にはいります。

笑う男性のイラスト_5(5段階)

高血圧や動脈硬化のある人は、生活の中に是非「声を出して笑う」ということを積極的に取 り入れるといいのです。

精神神経免疫学から考える

笑いと免疫能の関係を確かめるため、寄席に来た人を対象に、ガン細胞と闘う免疫細胞のひとつ、ナチュラルキラー細胞の活性(NK活性)を調べたところ、開演前に比べ大笑いをした後がはるかにアップすることがわかり、平成4年6月、日本心身医学会で発表されました。

1987年夏、ガン患者のモンブラン登頂で話題を呼んだ「生きがい療法」を指導されている伊丹仁朗医師(倉敷市・柴田病院)らと大阪ミナミの吉本興業、なんばグランド花月で 実験、ガンや心臓病の人を含む男女19人(20歳から62歳)から開演前後に採血し、3時間の笑いの効果を調べました。

笑い_漫才

NK活性は、笑う前に数値の低すぎた人たちはすべて正常範囲までアップし、高すぎた人の多くも正常近くの数値にもどりました 。

中には50%も上昇した人もいて全体の平均値は開演前の35%〜45%にアップしました。

薬物を使った場合、効果が出るまでに3日もかかるのに、笑いは短時間に免疫系を正常化させる効果が判明しました。

1年後に、再度この実験を追試し、同様のデータを確認しています。また京都のパストゥール研究所でも笑いが免疫能を活性化する結果を得て、岸田綱太郎所長から、笑いや楽しみ が病気の治癒や長寿などに作用することは間違いないとコメントしていただきました 。

最近、免疫系と内分泌(ホルモン)系と神経系はそれぞれ独立しているのではなく、互いに関連していることがわかってきました。

それが「精神神経免疫(内分泌)学」という新しい学問なのです。

おわりに

現代を生きるには、これらの知見を知って積極的に笑い、前向きに生きることが病気を予防し、「笑う門には福来る」こそ長寿国日本の指針となることでしょう。

笑う門には福来る

笑いと身体心理的健康・疾病との関連についての近年の研究動向

大平哲也先生の論文/J-STAGE HPより引用)

笑いと健康との関連について、主に2010年以降の研究報告をまとめた結果、心理的健康への影響については、うつ症状、不安、睡眠の質に関する無作為介入研究が複数行われるようになり、エビデンスレベルの高いメタ分析の結果では、笑いのうつ症状、不安、及び睡眠の質への改善効果が明らかになった。

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また、生活習慣病、要介護等の身体疾患への影響に関する報告が増えており、笑うことが死亡や介護を抑制する可能性、及び生活習慣病を予防する可能性が前向き研究で明らかになってきた。

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笑いの効果は個人のみではなく、社会的に大きく拡がる可能性がある。

最近の新型コロナウイルス感染症が社会的に大きな問題になっているが、笑いは既に多くの研究により免疫力を保つことに有効であることが報告されていることから、新型コロナウイルス感染症に予防的に働く可能性が考えられる。

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笑いは日常生活において費用もそれほどかけずに増やすことができるものであり、疾病予防・健康維持のための健康法として費用効果が大きい。

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また、笑いは子供から高齢者まですべての年代の健康に影響する可能性があり、笑いと健康に関する研究が進めば、我が国の健康寿命の延伸に大きく貢献できる可能性がある。

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まとめ

私はこのブログを通じて、50代、60代の実年世代の方に介護の仕事に転身することをお勧めしています。

50代、60代の実年世代では、重い責任、役割・知の変化、仕事の質・量の変化、人間関係のトラブル、ローン返済、老化、病気、事故、災害、家族や友人の出来事など、数多くのストレス要因を抱えています。

老後2000万円問題時代に取り残される

転職には、環境が変わる、収入が変わるなどのリスクがあります。

しかしながら、長年勤めた会社で定年を迎えて雇用延長となると、自分の衰えが目立って仕事上で大きなストレスを抱えてしまいますので、このような方には新天地として転職をお勧めしています。

喜怒哀楽_喜、中年男性笑う男性のイラスト_5(5段階)

転職先に介護の仕事を選ぶ理由は個人の価値観で、収入のレベルよりも人のために働いていたいという思いを優先しました。

このような主旨でメッセージを発信していますが、判断能力が鈍っている状態で転職するかしないかを判断してほしくないという思いもあります。

ぜひとも意識して日常生活に笑いを取り入れて、判断力のある状態で判断していただきたいと思います。

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