睡眠のススメ(50代、60代の冷静な転職判断のために)

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睡眠不足は、疲労感をもたらし、情緒を不安定にし、適切な判断力を鈍らせるなど、生活の質に大きく影響します。

また、こころの病気の一症状としてあらわれることが多いことにも注意が必要です。

近年では睡眠障害は高血圧や糖尿病の悪化要因として注目されているとともに、事故の背景に睡眠不足があることが多いことなどから社会的問題としても認識されてきている。

「休養・こころの健康」 厚生労働省HP  より)

50代、60代の実年世代は加齢による衰えがあらわれはじめ、責任とのはざまでプレッシャーを感じやすい世代です。

判断力が鈍っている状態で転職するかしないかを決めてしまうと、後々後悔することになるかもしれません。

しっかりとストレスを昇華させて、冷静な気持ちで自身にとって良い方向性を考えていただけたらと思います。


そのために睡眠をしっかりととられることをお勧めします。

以下「睡眠 12 箇条」は「健康づくりのための睡眠指針 2014」 厚生労働省健康局 より引用

睡眠 12 箇条 第 1 条 良い睡眠で、からだもこころも健康に。

良い睡眠で、からだもこころも健康に。

良い睡眠で、からだの健康づくり

良い睡眠で、こころの健康づくり

良い睡眠で、事故防止

睡眠 12 箇条 第 2 条 適度な運動しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。

適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。

定期的な運動や規則正しい食生活は良い睡眠をもたらす

朝食はからだとこころのめざめに重要


睡眠薬代わりの寝酒は睡眠を悪くする


就寝前の喫煙やカフェイン摂取を避ける

睡眠 12 箇条 第 3 条 良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。

良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。

睡眠不足や不眠は生活習慣病の危険を高める

睡眠時無呼吸は生活習慣病の原因になる

肥満は睡眠時無呼吸のもと

睡眠 12 箇条 第 4 条 睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。

睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。

眠れない、睡眠による休養感が得られない場合、こころの SOS の場合あり

睡眠による休養感がなく、日中もつらい場合、うつ病の可能性も

睡眠 12 箇条 第 5 条 年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。

年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。

必要な睡眠時間は人それぞれ

睡眠時間は加齢で徐々に短縮

年をとると朝型化 男性でより顕著

日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が一番

睡眠 12 箇条 第 6 条 良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。

自分にあったリラックス法が眠りへの心身の準備となる


自分の睡眠に適した環境づくり

睡眠 12 箇条 第 7 条 若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。

子どもには規則正しい生活を

休日に遅くまで寝床で過ごすと夜型化を促進

朝目が覚めたら日光を取り入れる

夜更かしは睡眠を悪くする

睡眠 12 箇条 第 8 条 勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。

日中の眠気が睡眠不足のサイン


睡眠不足は結果的に仕事の能率を低下させる

睡眠不足が蓄積すると回復に時間がかかる


午後の短い昼寝で眠気をやり過ごし能率改善

睡眠 12 箇条 第 9 条 熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。

熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。

寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

年齢にあった睡眠時間を大きく超えない習慣を

適度な運動は睡眠を促進

睡眠 12 箇条 第 10 条 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。

眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。

眠たくなってから寝床に就く、就床時刻にこだわりすぎない

眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせ寝つきを悪くする

眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに

睡眠 12 箇条 第 11 条 いつもと違う睡眠には、要注意。

いつもと違う睡眠には、要注意。

睡眠中の激しいいびき・呼吸停止、手足のぴくつき・むずむず感や歯ぎしりは要注意

眠っても日中の眠気や居眠りで困っている場合は専門家に相談

睡眠 12 箇条 第 12 条 眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。

専門家に相談することが第一歩

薬剤は専門家の指示で使用

まとめ

私はこのブログを通じて、50代、60代の実年世代の方に介護の仕事に転身することをお勧めしています。

50代、60代の実年世代では、重い責任、役割・知の変化、仕事の質・量の変化、人間関係のトラブル、ローン返済、老化、病気、事故、災害、家族や友人の出来事など、数多くのストレス要因を抱えています。

転職には、環境が変わる、収入が変わるなどのリスクがあります。

しかしながら、長年勤めた会社で定年を迎えて雇用延長となると、自分の衰えが目立って仕事上で大きなストレスを抱えてしまいますので、このような方には新天地として転職をお勧めしています。

転職先に介護の仕事を選ぶ理由は個人の価値観ですが、収入のレベルよりも人のために働いていたいという思いを優先しました。

このような主旨でメッセージを発信していますが、判断能力が鈍っている状態で転職するかしないかを判断してほしくないという思いもあります。

ぜひとも睡眠をしっかりととって、判断力のある状態で判断していただきたいと思います。

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