介護求人に応募する5つのルート(50代、60代の転職)

転職活動アドバイス
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代表的な応募ルート5つ

介護求人に応募するルートは大別して5つあります。

一つのルートに固執するの必要はないので、臨機応変に複数のルートを使いながら同時進行的に進めることをお勧めします。

まだ転職を決意していなくても情報収集ができます。

それぞれにメリットがありますので紹介します。

ハローワーク

ハローワークは「民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者や人手不足の中小零細企業を中心に、国が無償で支援を行う雇用のセーフティネット」とされています。

厚生労働省の労働局にある組織で、職安=公共職業安定所=ハローワークで呼称が違えども同じ組織を指しています。

前述しているように「民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者」が対象になります。

ハローワークでの情報収集やハロートレーニングによるリスキリングなどで活用しながら、民間のサービスとの併用をお勧めします。

また、ハロートレーニング制度では、雇用保険を受給できない求職者の方、雇用保険を受給している求職者の方、どちらも受けられるコースがあります。

ハロートレーニング制度を活用して、介護職員初任者研修、もしくは、介護福祉士実務者研修を受講して修了されることをお勧めします。

人材紹介

ハローワークの項目でも少し触れている「民間の職業紹介事業」に該当します。

紹介料は成功報酬で、求人事業者が支払うので一般的には求職者の負担はありません。

人材の紹介料発生が一般化していますので、求人事業者も事前に予算化しているケースが増えていますので人材確保のためにかかる経費として定着しつつあります。

・介護職専門の人材紹介会社もあり、業界事情に精通しています

・相談相手となり、自分の想いや実力に合ったところを選んで提案してくれます

・人材紹介会社にとって、求職者もお客様になるので丁寧に対応してくれます

・面接などのスケジュール調整を任せられます(現職の休日に面接を入れてくれます)

・聞きにくいこともかわりに聞いてくれます(これは求人事業者側も利用します)

・介護職未経験でも介護職員初任者研修、もしくは、介護福祉士実務者研修を受講して修了(見込み含む)していれば紹介先の選択肢が広がります。

登録によるデメリットはほぼ無いのでぜひ登録してみてください。

求人メディア

紙媒体、電子媒体、その複合サービスなどがあります。

幅広く情報を収集できます。

履歴書、職務経歴書なども登録しておけば、複数の事業者に手軽に応募することができます。

求人情報の閲覧以外にも無料で利用できるオプションサービスがあります。

・求人事業者から直接スカウトやオファーが受けられる

・要望、特性に応じた情報提示が行われる

・希望に基づき新着情報や希望条件に合致する情報をメール送信

・応募者からの問い合わせなどに対応するチャットサービス

・面接日程調整が自動できる機能

登録によるデメリットはほぼ無いのでぜひ登録してみてください。

人材派遣

人材派遣会社(以下、派遣会社)と雇用契約を結んで、派遣先の指揮命令を受けて、この派遣先のために労働に従事する形態です。

最初は3か月程度の派遣契約になります(労働者、派遣会社、派遣先の3者間の合意に基づいて期間延長もあります)

派遣期間については「派遣先事業所単位の期間制限」と「派遣労働者個人単位の期間制限」がありますので注意が必要です。(派遣会社から説明があります)

・介護職専門の部署がある派遣会社もあり、業界事情に精通しています。

・期間を定めた派遣(派遣先に継続契約責任がない)となるので、介護業界の場合、時給が直接雇用よりも高めになります。

・その分、即戦力を期待されますが、介護職未経験でも介護職員初任者研修、もしくは、介護福祉士実務者研修を受講して修了(見込み含む)していれば派遣社員として就業可能な場合があります。

・派遣会社の担当者が相談相手となり、自分の想いや実力に合ったところを選んで提案してくれます。

・顔合わせなどのスケジュール調整を任せられます。(現職の休日に顔合わせを入れてくれます)

・聞きにくいこともかわりに聞いてくれます

・就業中も派遣会社の担当者が付きますので、派遣先に直接言いにくいことがあれば、派遣会社が代わりに言ってくれます。

登録によるデメリットはほぼ無いのでぜひ登録してみてください。

直接応募

求人している事業所のホームページなどで募集要項を見て応募する方法もあります。

初めて介護職に転職される場合は、直接応募のみにこだわらず、様々なサポートが受けられる民間サービスを利用されることをお勧めします。

まとめ

介護の職場もさまざまです。

経営理念がしっかりと浸透していてお互いが認め合うような環境の職場があります。

反面、働きにくい要因が隠れている職場もあります。

初めての転職であれば自分自身のスキルも不十分なので、働きにくい職場を避けた方が無難です。
間口を広げて求職活動をして適切な転職先を選びましょう。


また、それぞれの民間サービスには担当が付きますので、地域の事情や特性など相談するのが良いと思います。

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