ケアマネの制度も進化しています01(50代、60代の転職)

介護業界をお勧めする理由
紅梅と青空(春よこい)

私はこのブログを通じて、50代、60代の実年世代のみなさんに介護業界への転身をお勧めしています。

この記事では、私が介護支援専門員(以下ケアマネ)試験を受験したころの思い出を中心に記します。


なお、「ケアマネの試験」は正式には「介護支援専門員実務研修受講試験」といいます。

ケアマネになるために必要な「研修」の「受講資格の有無」を「判定」する試験です。

便宜上、ここでは「ケアマネ試験」とします。

いきなり雑談

新必殺仕事人のオープニングフレーズです。

50代、60代の方は聞き覚えがあるかもしれません。

世の中は、行くな戻るな居座るな、寝るな起きるな立つな座るな…

人の世の中の矛盾を風刺しています。

世の中のどこにでもありそうなことですが、ケアマネの世界にもありそうです。

とても難しい仕事だと思います。

実務経験証明 依頼

最初の職場の実務経験が5年に1.5か月ほど不足していましたが、メインの実務経験です。

職場を離れて何年も経つのにレターだけでは失礼と思い、電話をして「今年度ケアマネ試験を受けるので…」と話して実務経験の証明をお願いしました。

何年も前に居た職場に「試験を受けます」というのも恥ずかしかったのですが、筋だけは通しておこうと思って前職場に電話で連絡しました。

なんだか受験宣言をしているようで少し恥ずかしかったです。

実務経験証明 恥ずかしい再依頼

ケアマネの試験は都道府県ごとに実施されます。

勤務地の都道府県での受験となり、介護業界に勤務していない場合は、住所地での受験となります。

わたしはケアマネ試験に4回落ちました。

1回目と2回目は勤務地の都道府県が違ったので、受験資格を再申請しなければならなくなり、再度、実務経験証明を依頼しました。

異動があったこと、都道府県ごとだから再証明がいることを電話で前職場に説明しました。

「試験に落ちてしまって…」との説明もせざるを得ませんでした。

初回の試験で落ちたことを前職場に知れてしまうことになりました。

ちょっと恥ずかしかったです。

実務経験証明 まさかの再々依頼

ケアマネ試験の受験資格変更があり、相談業務に従事していた実務経験が必要になりました。

再々度、実務経験証明を依頼しましたので、またケアマネ試験に落ちたことが前職場に知れてしまいました。

制度変更もあったので前職場に電話をして説明しました。

「また落ちてしまって…」との説明もせざるを得ませんでした。

結局3回も実務経験を証明していただいて、恥の上塗りをしました。

これが4回目の受験です。

もう落ちたらあきらめようと思いました。

なぜか5回目のチャレンジ

4回目落ちたときに「もう2度と受けない」と心に誓いました。

その時は介護施設の事務長的な仕事をしていました。

ある日突然、ケアマネが退職しました。

施設ごとに一人のケアマネを専任する義務があります。

その一人が突然来なくなるなんて…

プライベートで何かあったようですが、施設運営側として大いに困りました。

「2度とこんな思いはしたくない」と、勢いで5度目のチャレンジに踏み切りました。

5回目で合格

なんとか5回目で合格できました。

合格時の年齢もチャレンジ回数も「すごいですね」とほめていただきました。

「いや、すごければもっと早く合格してますよ」というのが本音の返しでした。

前職場にも一報を入れました。

「5回目で合格」を報告したことにって4回目で合格できなかったことも報告するハメになりました。

まとめ

この記事では、こんなことがありました、という内容が主です。

続きの記事で補足します。

ケアマネ制度は、介護保険導入当初からの肝です。

古い時代のケアマネ資格の知識だけでは良い制度運営ができません。


ケアマネ資格は5年ごとの更新制になりました。


受験資格も厳しくなり、加えて主任ケアマネという資格もできました。


ベテランさんも勉強しています。


50代、60代のみなさん、どうか、介護業界に来てください

介護業界は経験の長い人が職人気質を発揮する職種から脱却しています。

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