50代、60代の実年世代ではじめて介護職に転職される場合、シフト勤務に戸惑いを感じます。
サラリーマンとして勤務されてきた方にとっては未知の世界かもしれませんが、介護施設は24時間365日サービスを提供しているので、当たり前の勤務形態です。
ここでは、そういう方を対象に、シフト勤務のメリット、デメリットについて解説します。
シフト勤務のメリット
平日の日中などで時間が取れることが最大のメリットです。
土日であれば2時間くらい並ぶ人気のラーメン店でも30分くらいで入れたりします。
観光地もすいています。
テーマパークの人気のアトラクションもすいているので比較的スムーズに入れます。
旅行代金も土日込みで申し込むよりも平日で申し込むほうが安く申し込めます。
私は魚釣りが趣味ですが、釣り場も平日はすいているので、好きな場所で竿が出せます。
健康面でも、医院・病院にかかりやすくなります。
いつまでも自歯を保つために、歯医者に定期的に通うことも平日休みであれば可能です。
市役所、銀行、受診など、平日の日中しか開いていないところが利用できます。
短時間で済む要件は、遅出や準夜の日に済ませることもでき、休日を有意義に使えます。
このようにプライベートを充実させることができる環境です。
メリットを十分楽しみましょう。
シフト勤務のデメリット
規則的な生活が難しく、体調管理に配慮する必要があります。
眠れない時に眠ることができる技を工夫することも大事ですが、眠れなくても十手していれば体は休まりますので、焦らずに心の安定を優先すればよいと思います。
慣れれば、それば普通になります。
全員が顔を合わせることがないので、コミュニケーション不足になるケースもあります。
話したいことがあるのに、会いたい人にシフトに都合でなかなか会えないこともあります。
職場では全員が顔を合わすことがないので、伝言で伝わります。
このことが、根も葉もない噂も流れやすい環境になりがちです。
自分の言動が誤解されないように、しっかりとしたコミュニケーションを意識してください。土日のイベントには参加しづらくなります。
結婚式や同窓会などのイベントも土曜日に開催されることが多く参加の制約になります。
ただ、どこの職場もシフト作成前に休み希望日の事前聞き取りがあります。
あらかじめわかっている予定がある日は、休み希望を出しておけば休むことは可能です。
急欠などでシフトに穴が開くと要介護者の生活が成り立たなくなるケースもあり、急遽のシフト変更もあります。
打診があってもどうしても勤務変更に応じられない場合は、他の方が対応してくれることになります。
働く環境の良い職場ではこれらのデメリットへの対応が、と悪い職場で温度差があるので要注意です。
まとめ
メリット、デメリットともにありますが、デメリット部分は慣れれば苦になりません。
それよりも、プライベートを楽しむようにすれば、メリットの享受のほうが大きくなります。
50代、60代の実年世代の方々こそ、シフト勤務でプライベートを充実させて、後半の人生を楽しんでいただきたいと思います。
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