介護職の夜勤の仕事を紹介します(収入アップ)

豆知識(雑談)
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デイサービスの介護職の年収は300万円台前半、施設の介護職の年収は400万円台前半になろうかと思います。

これは夜勤をするかしないかで大きく手当てが変わるためです。

年収で100万円近くの差がつく夜勤とはいったいどういうものなのでしょうか。

触れる程度になりますが、実年世代に向けてご紹介します。

介護職の夜勤の仕事

介護職の夜勤には一般的にショート夜勤とロング夜勤があります。

ショートにするかロングにするか、施設ごとに定めているか、もしくは個人の事情に合わせて混在でシフトを組んでいるケースもあります。

それぞれ、勤務時間帯と職務内容が違いますので、分けてご説明します。

<ショート夜勤(例)>
・勤務時間帯:22時~翌7時 9時間拘束、8時間勤務、1時間休憩
・業務内容:
   主な仕事はオムツ・パット交換、モーニングケア(更衣、離床、整容など)、巡視、朝食準備
   日中にできない仕事(拭き掃除、ごみ回収)も施設ごとに入っています。
   みなさんが起き始める朝方に業務が集中する傾向あり。
・メリット:
   入所者がほぼ寝ている間の仕事なので自分おペースで仕事ができる。
   比較的楽な業務内容であることが多い。
・デメリット
   勤務時間は短いが、夜間の時間をまるっと取られるので前後の日や休日の体調管理がポイントに  
   なる。

<ロング夜勤(例)>
・勤務時間帯:16時~翌10時18時間拘束、16時間勤務、2時間休憩
・業務内容:
   主な仕事は、ショート夜勤の仕事に加えて夕食対応、朝食対応があります。
・メリット
   勤務時間は長いが、夜勤1回で2日の勤務になるので、月を通して考えると休日を活用  
   しやすい。
・デメリット
   前日の夕食から夜勤明けの朝食までなので、比較的ハードな業務内容となることが多い。
   みなさんが起き始める朝方に業務が集中する傾向あり。

ロング夜勤かショート夜勤か、選ぶポイント

一回の夜勤手当も比較してみてください。

ロング夜勤の手当の方が高めに設定されていますが、たぶん倍にはなりませんので、夜勤回数と手当の額を計算するとショート夜勤の方が収入的には良いかもしれません。

若い人ならロング夜勤で休日を充実させることを選ばれる方が多いように思いますが、我々のように実年世代はショート夜勤で刻んでいく方が、身体への負担が少ないように思います。

施設を管理する立場で考えると、急な欠員(病気で休むなど)があった場合、ショート夜勤の方が穴を埋めやすいというメリットもあります。

ロング夜勤の人が急病などで来なくなると同僚上司の負担がかなり大きくなります。

ショート夜勤でシフトを組む方が管理側の負担も軽減されます。

まとめ

夜勤の仕事内容は日中の仕事と変わりなく、自分おペースで出きる分、気持ちの上では楽なことが多いと思われます。

夜勤に入る時は、おおむね日中の仕事ができるようになってから夜勤をやってみるか聞かれると思います。

ほとんど寝ずに一晩中起きていて転倒リスクのある方の見守りがあったり、急変するなど、リスクが高い入所者がおられると精神的な負担も大きくなります。

担当する入所者の特性やその日の状態によっても左右されますので、夜勤に入る前にしっかりと情報収集をしておきましょう。

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